モニターライトおすすめ厳選ガイド|失敗しない選び方

木製デスクでデュアルモニターにモニターライトを装着し、快適に作業する女性の俯瞰イメージ
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夜間のPC作業で手元が暗く感じたり、モニターと周囲の明暗差で目の疲れが気になったことはありませんか。デスクの上にスペースを取らずに手元を明るくできるモニターライトは、在宅ワーカーやエンジニア、ゲーマーから注目を集めているガジェットです。とはいえ価格帯は5,000円から30,000円近くまで幅広く、BenQやQuntisなどメーカーごとの違いも分かりにくいのが正直なところ。この記事では、選び方の基本から価格帯別のおすすめモデル、デメリットまでを整理してお伝えします。

  • モニターライトの効果と必要性が理解できる
  • 選び方の重要ポイントを8つの視点で把握できる
  • 価格帯別の代表モデルの違いがわかる
  • 失敗を避けるための注意点を確認できる
目次

モニターライトのおすすめ選び方ガイド

まずは「モニターライトとは何か」「どんな効果が期待できるのか」という基本から整理していきます。選び方の土台になる部分なので、購入を検討中の方はここをしっかり押さえておくと製品比較がスムーズになります。

初心者にも分かるモニターライトとは

モニターライトとは、PCモニターの上部に引っ掛けて設置するバー型のLED照明です。世界で初めて開発したのは台湾のBenQで、2017年のことだとされています。一般的なデスクライトのように机に置いたり、クランプで取り付けたりするのではなく、モニター本体に乗せるかクリップで挟む形で設置します。

画面への映り込みを防ぐ非対称の配光設計と、スペースを消費しないバー型LED照明の構造解説

形状は細長いバー型が主流で、長さは40cm前後から50cm超までさまざま。USB給電タイプが多く、PCのUSBポートやACアダプターから電源を取って点灯させます。手元側に光を集中して照射する設計になっているため、画面への光の映り込みが起きにくいのが大きな特徴です。

運営者の感想:はじめてモニター上にライトを設置したとき、デスクの上に物が増えないシンプルさに驚きました。デスクライトをどける手間がなくなり、視界もスッキリした印象を受けています(個人の使用感です)。

デスクライトとの違いや使い分け

デスクライトとモニターライトは、どちらも「手元を明るくする」という目的は共通していますが、得意な領域が異なります。デスクライトは机全体を広く照らすのが得意で、書き物や読書中心の作業に向いています。一方、モニターライトはPC作業中の手元とキーボード周辺を集中的に照らすのが得意です。

机全体を照らすデスクライトと、手元を集中的に照らし省スペースなモニターライトの用途別比較イラスト

使い分けの目安としては、PC作業が中心ならモニターライト、紙の書類や勉強中心ならデスクライトが選択肢に入ります。ただし両方を使う方も多く、たとえばモニターライトを通常作業用、デスクライトを資料を広げる時用に併用するスタイルも一般的です。デスクのスペースを広く確保したい場合は、省スペース性に優れるモニターライトが有利です。

期待できる効果と目に優しい仕組み

モニターライトの最大の特徴は、画面と周囲の明暗差を縮める考え方に基づいて設計されている点です。BenQ公式の説明によると、暗い環境ではモニターの輝度と周囲の暗さとのコントラストが視覚的負担の要因になるとされています。モニターライトで手元やデスク周辺を照らすことで、明るさのバランスを整えやすくなると言われています。

画面と周囲の明暗差による目の疲れ(Before)と、ライトで視覚バランスを整えた快適な作業環境(After)の比較図

また、JIS規格(屋内照明基準JIS Z 9125)では、一般事務作業に必要な机上面の明るさは500ルクスが推奨されており、精密作業では750〜1,000ルクスが目安とされています。多くのモニターライトはこの500ルクス前後を確保できる設計です。

目への負担軽減の考え方

長時間のPC作業では目の疲れが気になる方も多いと思いますが、モニターライトを使うことで手元周辺を均一に照らし、目への負担軽減が期待できると言われています。ただし効果の感じ方には個人差があり、すでに部屋が十分明るい環境では効果を実感しづらいという声もあります。眼精疲労が強く出ている場合は、自己判断せず眼科などの専門家にご相談ください。

必要ない人といらないと感じるケース

すべての方にモニターライトが必須かというと、そうではありません。以下のようなケースでは、効果を実感しにくい傾向があります。

こんな方はモニターライトの必要性が低めです

日当たりの良さや天井照明の明るさ等の不要条件、ウェブカメラ干渉やUSBポート消費、湾曲モニター対応等の注意点リスト
  • 窓際にデスクがあり、日中は自然光が十分入る環境
  • 部屋の天井照明で既にデスク周辺が明るく保たれている
  • PC画面しか見ない作業が中心で、手元の書類やキーボードをほぼ見ない
  • モニター上部にWEBカメラを真正面に固定設置している

逆に、夜間に作業することが多い方や、デスクの位置的に部屋の照明が背中側にあり手元に影ができやすい方には恩恵が大きいと言われています。家族の就寝時間にデスク作業をする方も、部屋全体の照明を点けずに手元だけ明るくできる点で重宝するでしょう。

デメリットや設置時の注意点

購入後に「思っていたのと違った」とならないように、デメリットや注意点も把握しておきましょう。

デメリット対処法
部屋全体は明るくならない天井照明と併用する
モニター上部のスペースを占有WEBカメラ対応モデルや位置調整で対応
USBポートを1つ使うUSBハブやACアダプターで対応
湾曲・ベゼルレス非対応モデルあり対応モニター厚みと曲率を事前確認
設置角度次第で画面に反射する場合非対称光学設計のモデルを選ぶ

特に湾曲モニターやウルトラワイドモニターを使っている方は、専用モデルか対応表記のあるモデルを選ぶ必要があります。一般的な平面モニター向けの製品では、湾曲面にうまくフィットしないケースがあるため要注意です。

失敗しない選び方の基本ポイント

選び方の基本となるチェックポイントを整理します。詳しい解説は次章の各製品紹介でも触れていきます。

明るさ(500ルクス以上)、演色性(Ra80以上)、設置方式、色温度、給電方式など8つのスペック基準表

選び方の8つのチェック項目

  1. 明るさ(照度):500ルクス以上を確保できるか
  2. 演色性(Ra):Ra80以上、できればRa90以上が望ましいとされる
  3. サイズ:モニター幅より少し小さめがバランス良い
  4. 設置方式:フック式かクリップ式か、対応厚みを確認
  5. 操作方法:本体タッチ/無線リモコン/自動調光など
  6. 色温度:寒色〜暖色まで切替できると便利
  7. 給電方式:USB-AかType-Cか
  8. バックライトの有無:背面照明で雰囲気と明暗差緩和

用途や予算によって優先順位は変わります。デザイン作業や写真確認をするならRa95以上の高演色モデル、夜間作業中心ならバックライト付きモデル、コストを抑えたいならRa80以上で必要十分な機能を備えたモデル、といった具合に絞り込んでいくと選びやすくなります。

価格帯別モニターライトのおすすめ製品比較

ここからは具体的な価格帯ごとに、注目されているモデルの特徴を整理していきます。価格は執筆時点の参考情報です。最新の価格や在庫は必ず公式サイトや販売ページでご確認ください。

高価格帯BenQ ScreenBarシリーズの特徴

モニターライトの代表格と言えるのがBenQのScreenBarシリーズです。BenQ公式によると、ScreenBarシリーズは世界累計販売100万台を突破したとされており、信頼性の高いブランドとして知られています。

ScreenBar Halo 2

シリーズのフラッグシップモデルとされる第5世代モデルです。第三世代の非対称光学技術と、トリプルカーブ構造のバックライトを搭載。無線リモコンはバッテリー内蔵タイプに進化し、人感センサー(着席で自動点灯、約5分で自動消灯)も搭載しています。湾曲モニターやウルトラワイドモニターにも対応し、演色性はRa≥95を実現。価格は執筆時点で26,900円前後です。マイベスト2026年3月時点のランキングでも1位として紹介されており、2025年にはiFデザイン賞も受賞しています。

ScreenBar Pro

本体ボタン操作タイプの上位モデルです。リモコンは付属しませんが、その分シンプルな構成。中央照度1,000ルクス以上、85×50cmの範囲で500ルクスを提供するとメーカー公式が公表しています。価格は執筆時点で19,900円前後。リモコンよりも本体ボタンで確実に操作したい方に向きます。

コスパ重視Quntisの安いモデル

「BenQは魅力的だけど価格が…」と感じる方に注目されているのがQuntisのモニターライトです。Quntisは中国・深センに拠点を置き、世界40ヶ国以上で展開しているメーカーで、BenQの約1/3〜1/4の価格帯ながら、基本機能はしっかり押さえているのが特徴です。

Quntis Glow Plus

51cmサイズで、バックライト・無線リモコン・無段階調光・4種類の色温度・非対称配光・間接照明モードを搭載。価格は執筆時点で8,000円前後と、機能の多さに対してコスパが高いモデルです。

Quntis Basic

41cmのコンパクトモデル。Basicは演色性Ra≥98、照度≥700Luxと、価格帯を考えると高めのスペック。HY1214はリモコンとバックライトを備えながら5,000〜6,000円台で入手可能です。自動調光やお気に入り登録機能は省略されていますが、明るさや色温度を自分で固定運用するなら違和感は少ないと言われています。

運営者の感想:価格差をどう捉えるかは人それぞれです。最初の1台として手軽に試したいならQuntis、長期使用やインテリア性を含めて満足度を求めるならBenQ、と用途で選ぶイメージが個人的にはしっくりきました。

湾曲モニター対応の注目モデル

湾曲モニターやウルトラワイドモニターを使っている方は、専用設計のモデルを選ぶと取付や照射範囲で失敗しにくくなります。

JAPANNEXT JN-ML-R450R

日本メーカーJAPANNEXTが手がける、湾曲モニター専用のアーチ形状モデルです。最大275lm、演色評価数CRI95以上を実現、9,000〜10,000円台で入手可能です。ワイヤレスリモコンと自動調光機能、4段階の色温度プリセット(3,000K/4,000K/5,000K/6,500K)を搭載しています。2年間のメーカー保証が付くため、長期使用を見据える方にとって安心材料になりやすい仕様です。

BenQ ScreenBar Halo 2

BenQ ScreenBar Halo 2は、ScreenBarシリーズの第5世代フラッグシップモデル。モニターライト自体は湾曲していませんが、湾曲モニターやウルトラワイドモニターにも対応し、曲率1,000R〜1,800Rクラスでも違和感なく取り付けられる設計です。トリプルカーブ構造のバックライト、人感センサー、バッテリー内蔵リモコン、自動調光を搭載し、演色性Ra≥95を実現。2025年iFデザイン賞も受賞しており、長期使用と品質を重視する湾曲モニターユーザーの本命モデルと言われています。

Quntis Curved

湾曲モニターやウルトラワイドモニターを使っているなら、平面用のライトでは隙間ができてしまいがち。Quntis Curved は曲面ディスプレイ専用に設計されたアーチ形状で、モニターのカーブにぴったりフィットします。無線リモコン・自動調光・バックライトを搭載しながら、価格はBenQの上位モデルの約1/3。WEBカメラを上に置けるスペースも確保されており、湾曲モニター環境のコスパ重視派にとって有力な選択肢と言われています。

WEB会議向けのモニターライト

ホタルクス(HotaluX)PCモニターライト 47.5cm幅

ホタルクスAXIS LIGHTは、旧NECライティングの流れを汲む日本メーカーが手がける日本製モニターライトです。47.5cm幅でWEB会議向けのフェイスライト(最大100ルクス)を内蔵し、主照明は最大1,200ルクスを実現。Ra90の高演色モジュールに加え、湾曲モニター対応・WEBカメラ設置台・非対称配光デザインを備えます。LED光源と電源は3年保証付き。在宅ワークや配信で顔映りも机上も両方明るくしたい方に向く本命モデルと言われています。

演色性Raやバックライトで選ぶ

選び方の中でも特に注目したいのが演色性(Ra)バックライトの有無です。

推奨基準の500ルクスと、太陽光に近い自然な見え方を示すRa90以上の演色性を比較したリンゴのイラスト

演色性(Ra)の見方

演色性は光の下で物の色がどれだけ自然に見えるかを示す指標で、平均演色評価数Raで表されます。Ra100が太陽光に最も近い状態。JISでは2019年改正で演色性区分が明記され、事務作業や色を扱う作業ではRa90以上の高演色形が推奨される場面が増えています。写真編集やデザイン作業をする方は、Ra95以上を一つの目安にすると良いとされています。

バックライト(背面照明)の役割

バックライトはモニター背面側を照らす機能で、壁面を柔らかく照らすことで画面と周囲のコントラスト緩和に役立つと言われています。BenQ ScreenBar Halo 2やQuntis Glow Plusなどの上位モデルに搭載されています。間接照明としてのインテリア性も高めてくれる機能です。

無線リモコンや自動調光の便利機能

毎日使うアイテムだからこそ、操作のしやすさは見落とせないポイントです。

手元で操作できる無線リモコン、常に最適な500ルクスに保つ自動調光、明暗差を和らげる背面照明の機能図解

無線リモコンは手元から操作できるため、本体に手を伸ばす必要がなく、複数モニター環境でも便利です。一方、本体タッチ式やダイヤル式の方が価格を抑えやすく、操作も直感的という声もあります。

自動調光は内蔵センサーで周囲の明るさを検知し、500ルクス前後に自動調整してくれる機能です。BenQの上位モデルやJAPANNEXT JN-ML-R450Rなどに搭載されています。人感センサー付きモデルなら着席時に自動点灯、離席時に自動消灯となり、電源操作の手間が省けます。

給電方式は近年USB Type-C採用モデルが増えており、ケーブルの抜き差し耐久性や入手性で有利です。給電に必要な電圧・電流(一般的にDC5V・1.3A以上)を満たすUSBポートやアダプターを使うようメーカーは案内しています。

モニターライトのおすすめまとめ

モニターライトのおすすめ製品と選び方を整理してきました。最後に、用途別の選び方の方向性をまとめます。

用途別の選び方の方向性

  • 初めての1台で予算を抑えたい:Quntis Glow PlusやQuntis Basicクラス
  • 長期使用と品質重視:BenQ ScreenBar Pro/Halo 2
  • 湾曲モニター環境:JAPANNEXT JN-ML-R450RやQuntis Curved
  • WEB会議・配信も意識:ホタルクス AXIS LIGHTなどフェイスライト搭載モデル
  • デザイン・写真編集:Ra95以上の高演色モデル

モニターライトは単なる照明ではなく、デスク作業の快適性や目の疲れの感じ方に影響しうるアイテムだと言われています。ご自身のデスク環境・作業スタイル・予算を整理した上で、必要な機能を備えたモデルを選んでみてください。価格や仕様は変動しますので、購入前には必ず公式サイトや販売ページで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。

免責事項

本記事は執筆時点の情報に基づいて作成しています。製品仕様・価格・在庫状況は変更される可能性があるため、購入前に必ず公式サイトをご確認ください。健康に関する内容は一般的な情報であり、症状がある場合は医療機関や専門家にご相談ください。

木製デスクでデュアルモニターにモニターライトを装着し、快適に作業する女性の俯瞰イメージ

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